私はロボットが好きだ
ロボットっていうのは一見誰にでも操縦できるのが良い
自分でもできるって
宇宙飛行士、野球選手にはみんななろうと思ってもなれないとわかっている、
だからこそ、自分でも慣れるんじゃないか、主役に、何かの役に立つんじゃないかと考えられるロボットが好きなのだ
自分の筋肉を増やすことには限界を感じても、ありもしない魔力を増やそうとすることに異世界転生でもしているならまだ真実味が帯びてくる
ロボットというのは便利だ
そして機能面を追求した結果のデザイン性もある
自分ならばこういうところをカスタムする。
自分の好きなところをチューンできる。
空想のロボット兵器というのは自分の夢を体現してくれるとても優しい現実逃避である
ヒーローのように大きな敵を一人で打ち砕くロボットもあれば、工作用のものであり合わせで作ったものもロボットである
人の夢をいくらでも詰め込めるのがロボットである
魔法だってそう感じる
ファンタジーの世界で剣を使うより魔法のがなぜ人気なのか、
リアルの自分が剣を持った時に想像してしまうからだ、剣などろくにもてず、振るうことすらできないことを。
私はロボットが好きである
アヌビス、ガンダム、アーマードコア色々
それらは自分たちの憧れを体現しており、自分であればどうするだろうという夢、妄想を膨らませてくれる
空想のモンスターはどうだろうか
キメラのようなものであれば考えられる、しかし想像がつかない
ドラゴンなんていない
でも自分の考えるドラゴンなんていくらでもいるはずなんだ
だからこそ私は空想的なモンスターと機械ロボットが組み合わせているものを見たい
